脂肪溶解注射 メソセラピー
- 脂肪溶解注射 メソセラピーとは?
- 美容外科領域ではリポディゾルブとも呼ばれますが、メソセラピーとは脂肪を融解する成分であるフォスファチジルコリンを用いた痩身法です。フォスファチジルコリンは自然素材である醤油レシチンより抽出されるもので、コレステロールを減らし、代謝機能を増強し、肝臓および細胞の代謝機能を高めることが医学的にも証明されています。
- どれくらい効果があるの?
- 通常、2~4回目の注射の後に効果が出てきますが、脂肪吸引手術の痩身効果と比較すると、4回の注射で脂肪吸引手術の約70%程度と言われています。更に効果がある場合にはセルライトも目立たなくなります。リバウンドの心配も先ずありません。稀に2~3回注射しても効果が全く表れない人もいますので、そのような方には脂肪吸引やカーボメッドをお勧めします。
- 手術はどのような方法で行われるのですか?
- 躯幹と四肢(首や顔面以外の身体)の1部位に対しては、10cm四方の面積あたり15ヶ所ほど注射します。施術を受ける方の希望の場所やその場所の状態にあうように薬をカクテルしていきますので、腫れや痛み、内出血も殆どありません。
- 時間はどれくらいかかりますか?
- 注射の注入範囲にもよりますが、1部位あたり約5分程度で済みます。欧米では仕事がある日でも、昼食時間に気軽に受ける方が多いようです。
- 期間はどれくらいあければいいの?
- 通常、1回の注射後約15日間の期間をあけて次の注射をします。
- どこに注射できるの?
- 脂肪がついているところはほとんど全範囲可能ですが、主に二の腕・腹部・脇腹・臀部・大腿部・腰背部・ふくらはぎ・頬・首周囲などです。
- 入院・通院は必要になりますか?
- 入院は不要です。注射直後から歩いて帰宅できます。通院は、経過中に特に異常がなければ必要ありませんが、希望者や異常があった場合の診察(要予約)はその限りではありません。
- 痛みはあるのですか?
- 注射はチクチクする程度ですが、脂肪の厚いところは痛みをほとんど感じないこともあります。
- 注射後の注意点は?
- 特にありません。万一気分が悪くなったり、じん麻疹が出た場合には来院し、その旨を告げてください。アレルギー症状を抑える治療が必要な場合があります。
- 仕事は普段通りにできますか?
- 特に問題はありません。
- シャワーや入浴はしても大丈夫ですか?
- 注射当日のみ入浴を避けてシャワー程度にしていただければ問題ないでしょう。
- リスクはあるのですか?
- リスクはほとんどありません。注射後稀に1週間程度、発熱感、発赤やかゆみ、部分的にしこりを触知したり、または筋肉注射後のような軽度の鈍痛を感じることもありますが、次第に解消してきます。妊娠中の方や大豆アレルギーのある方、心疾患・肝疾患・腎疾患・循環器疾患の既往のある方には投与できません。
- 麻酔は?
- 不要です。
まずは、お気軽にご相談ください